はじめに
以前、つくってみたお洋服として記事をあげた、日本ヴォーグ社 出版 伊藤みちよさん著『MayMeスタイル 今日の大人服 (Heart Warming Life Series)』 P66ボリューム袖のカットソー。
本ブログ読者の方からロックミシンでの袖とカフスのつけ方をご質問いただいたので、簡略的ですがつけ方を記事にします(^^
ソーイング本はこちら↓
ご質問いただいたのは、同ソーイング本のP67 「5 カフスを作り、袖口にギャザーを寄せて縫い合わせる(ボリューム袖のみ)」の箇所で
ソーイング本では普通のミシンを使って カフス、袖のギャザーをそれぞれ縫っているのですが、私は全てロックミシンで作りました。その方法について説明したいと思います。
素人のつけ方なのであまり良い方法ではないかもです。ご容赦ください( ;∀;)
カットソーを最初から作るのは大変なので、小さいハギレで袖とカフスを作りながら説明します^_^
該当の本がなくてもわかるように書いてみました。
筒(袖や裾)などにロックミシンでギャザーをいれたい場合などに参考になると嬉しいです♫
カフスを作る (ソーイング本P67の5①②④)
1.カフス用のパーツを中表にし、ロックミシンをかけます。
2.二つ折り(外表)にします。
3.縫い代は反対に重ねあわせる。(↓写真の矢印のように)
縫い代を同じ方向に重ねるとボリュームがですぎて、袖とカフスを縫い合わせるときに厚すぎて針が折れてしまう危険もあるわん
これでカフスのパーツは完成です。
袖を縫う(ソーイング本P67の3①②③&⑤の5)
1.袖・脇を中表に縫い合わせ、空環を根元で切ります。
2.袖口部分にロックミシンをかけ1周手前までかけます。
※ロックミシンの設定は かがり幅小、送り目普通ロック4、差動2です。
※ロックミシンが袖口を裁断しないように刃はロックする。
※縫い合わせた所から少し離れたところから縫い始める。
3.ぬい始める前に袖口(縫い合わせたところから少し離れた部分)に5mm程度切り込みをいれます。
4.切り込みを入れた所から縫い、反対側までぐるっと一周手前(反対側の切り口が押さえに入る前)まで縫います。
一周手前でぬい始めの生地を下の写真のようによけておく
あとはそのまま最後まで縫う
一周縫い終わったのがこちら↓
5.ロックミシンをかけた袖口の空環から真ん中の糸と下の糸(写真左)を抜き出す(写真右)
6.5で抜き出した糸をひっぱりギャザーを寄せていく。
5.ある程度絞ったら、表に返しカフスを重ねあわせながら、同じぐらいの周囲になるようにギャザーの絞りを調整する。(4の時点で袖を表に返してもOK)
袖口とカフスを縫い合わせる(ソーイング本P67の5⑦)
1.袖口とカフスを縫い合わせる。
※ロックミシンはかがり幅M、差動N、送り目普通ロック2.5に設定する。
ロックミシンの設定をギャザーを縫ったときのままにしてしまうと、縫い目が小さすぎたり、ギャザーが寄ってしまったりするので必ず確認してねだわん。
一周縫う前に空環を切っておく。
縫い合わせたあとがこちら↓
2.見頃・袖を表に返す。
これで完成です☆
まとめ
いかがでしょうか。わかりにくい点があったり、「こんなやり方の方がいいよ」などアドバイスがあればコメントいただけると嬉しいです(^^♪
余談です。
こちらのボリューム袖のカットソー2018年頃に3着作りましたが、着心地もよく2021年の今でもヘビーユーズしています!本当におすすめです☆
フィリー様
お忙しいところありがとうございます!
とても分かりやすい説明をありがとうございます。感激です!
記事をすぐに読ませていただいて、お礼のコメントをしようと何度もトライしたのですが何故か上手くいかず…。申し訳ありません。今度こそフィリー様に届きますように。
くろ様
ご返信ありがとうございます(^^♪コメント欄の不具合すみませんでした
私が気づくのが遅すぎて間に合ったかなあと心配していたので、お返事いただけて本当にうれしいです。
ありがとうございました♬
フィリー